長男の不登校⑩

~担任の存在~

長男の担任は、私の半分程しか生きていない、若い先生だ。

2年生のクラス分けのとき(長男の学年は1組・2組しかない)担任は迷わず長男を選んでくれたそうだ。

「長男君のことが好きだから、迷いはなかった」と後々から話してくれた。

まさか、その長男が不登校になるなんて夢にも思っていなかったはずだ(ごめんね先生)


偶然にも、担任は私の実家(長男が住んでいる場所)から歩いてでもいける距離にアパートを借りていた。

だから、ふらっと突然現れて「お祭りに行こうぜ~」と長男を連れ出してくれた。

先生だから仕方なく声をかけるのではなく、長男を好きだから声をかけてくれた。

その気持ちが母親としてとても嬉しかった。


お昼ごはんに担任と長男が一緒に食べるときもあったし、夕食を私・実母・長男・先生とわいわい食べるときも度々あった。


長男は先生と話をするときニコニコしていた。
長男にとって担任はかけがえのない存在だった。




こんぺいとう

オンライン個別フリースペース ~未来への扉を開ける勇気~ 不登校・コミュニケーションが苦手・HSC・発達障害など。 色々な理由で、一歩外へ踏み出すことができない方はたくさんいます。 ひとりひとりにあったスタイルで、未来への扉を開けてみませんか? どなたでもご利用できます。

0コメント

  • 1000 / 1000