長男の不登校⑫
~受験で一番苦労したこと~
定時制高校を受験すると決意した長男。
ですが、特に生活状態は変わることなく、昼夜逆転のゲーム三昧。
これが長男にとって当たり前の日常。
私のほうもすっかり慣れました(苦笑)
以前と変わったことといえば、お風呂に入るようになりました。
不登校になってすぐの頃や私の実家に引っ越してきてから、すごくお風呂に入るのを嫌がりました。
2~3日入らないことは当たり前で、ひどいと10日くらい入らない時もありました。
「お風呂に入らせたほうがいいよ」と、実母に何度も言われました。
でも、私はあえて何も言いませんでした。
「お風呂に入らなくて、誰かに迷惑をかけているの?」と実母に尋ねると「臭いだけ」と返事が返ってきました。
そう、お風呂に入って欲しいのは自分の願望ということ。
本人が入りたくないなら、それでいい。
さて、話がそれましたが。
長男が受験で一番苦労したことは、面接です。
コミュ障(コミュニケーション障害)がひどく、人と話をするのが苦手。
…だと本人は思い込んでいます。
でも、オンラインゲームではペラペラ楽しそうにおしゃべりをしている様子をみると、コミュ障もさほどひどくないと感じています。
「面接の練習だけして、ノー勉強で受験する!」と言い切り、有言実行でした。
担任に「本当にノー勉強で受験した生徒を初めて見た」と笑われました。
でも、無事に合格できて本当にほっとしました。
担任は、長男の合格を見届け、実家のあるF県へ帰っていきました。
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