次男の不登校④

~次男が小学2年生の頃のお話 その2~


次男の不登校を認めてもらうには、かなりの時間がかかりました。

それでも、私はまわりに頭をさげました。

「一生、学校へ行かないというわけではありません。でも、今は心の元気がなくなって、学校へ行くことができません。心が回復するまで休む時間を下さい」とお願いしました。

すぐにいい返事がくるわけもありません。

私でさえ、頭を下げながら、この先どうなってしまうんだろう?と不安は少なからずありました。

でも、次男をゆっくり休ませてあげたいと思いました。

心がカラカラに干からびてしまったなら、ゆっくりと水を注いでいかなくてはいけない。

だから、何度もお願いをし続けました。

気づけば夏休みになっていました。

泳ぐのが大好きな次男はプールに行ったり、近くの海で遊んだり、(夏休み中は)学校という話題がまわりででなくなり、思い切り楽しんでいました。

夏休みが明ける頃には、まわりから「学校に行かないといけない」と言われることはなくなりました。

次男がようやく安心して、元気いっぱいの不登校生活を送れるようになりました。




こんぺいとう

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